【塗香&蒔絵 特別体験】
〜BANDU PLUS アジアの手作りバッグ展
特別ワークショップ〜
伝統の塗香つくりと蒔絵の体験が出来る自由空間八田限定のワークショップ。
粉末にした白檀、龍脳、沈香、丁子などを独自に配合しオリジナルの塗香を制作できます。
また完成した塗香を専用の木製のケースの塗香入れにお好みのデザインの蒔絵を施しオリジナルの塗香入れを制作できます!
51年の職人蒔絵師、長崎博氏とお香・仏具専門、三清本店の竹内真由香氏による特別な体験が実現!
●日時
・2019年6月25日(火)
塗香 13時から14時頃
蒔絵 14時10分から16時30分頃まで
・2019年6月30日(日)
塗香 13時から14時頃
蒔絵 14時10分から16時30分頃まで
の二日間実施致します。
尚体験は塗香のみ、もしくは蒔絵体験のみの参加も可能となります。
●会場・お問合せ・お申込み先
自由空間八田
名古屋市中川区八田町1002
052-720-5217
ziyuukuukanhatta@gmail.com
●参加費
・塗香&蒔絵 8000円
(通しでご参加の方は1000円お値引きとなります。3300円相当の塗香入れ付き)
・塗香のみ3000円
(基本お一人様お1つの塗香となりますが追加で作られる際はプラス1000円で追加可能)
・蒔絵のみ6000円
(3300円相当の塗香入れ付き)
各日程定員になり次第締め切らせていただきます。
塗香とは‥
飛鳥時代の595年淡路島に香木が漂着し伝わる。
塗香は仏像や修行者の身体に香を塗って、汚れを除くことや手や身体に香をすり込み、穢れをはらい清めるために使用した現在で言う香水。
「塗香」の他に指でつまみあげ火種にくべて焚く「焼香」。寺院などで焼香を焚く際の火種や、時を計る時香盤の香と使われる「抹香」。僧侶の袈裟を香料で染めた「香染」などが伝わる。
塗香の原料となる白檀などは、ほとんどインドや中国、タイなどアジアで生息し輸入。
数種の香木(白檀や紫檀など)を混ぜて粉末にし、粉末のまま乾燥したものと、浄水と混ぜ練香としたものがある。一般には粉末にした、抹香状の薄茶色の香をさすことが多い。線香や焼香と違い、香を燻らせて供えるものとは違い、身体に塗る香である。
もともとの起源はインドにあり、香木から香料を取り、体に付けて体臭などを消すのに使ったという。ここから発展し、身体を清める、邪気を寄せ付けないという意味で仏教で取り入れられたとされる。多くは、修行に入る前や法要を執行する前に行われる。宗派により違いがあるが、一般に、先ず指ひとつまみの少量の塗香を左手に受け、右手の人差し指と中指に少しつけ、口に含む。次に香を両手で数度磨り合わせ、その後、その両手で胸(実際は衣の上)に当て塗る。身・口・意の三業を清めるとされる。
蒔絵とは‥
漆工芸技法の一つである。
漆器の表面に漆で絵や文様、文字などを描き、それが乾かないうちに金や銀などの金属粉を「蒔く」ことで器面に定着させる技法である。金銀の薄板を定着させる「平文(ひょうもん)または、平脱(へいだつ)」や漆器表面に溝を彫って金銀箔を埋め込む「沈金(ちんきん)」、夜光貝、アワビ貝などを文様の形に切り透かしたものを貼ったり埋め込んだりする「螺鈿(らでん)」などとともに、漆器の代表的加飾技法の一つである。
◎プロフィール
蒔絵師 長崎博
1966年愛知商業高等学校卒業
同年父松太郎に弟子入り、現在に至る。
2019年3月まで名古屋仏壇組合副理事、名古屋市技能職連合会常任理事を務める。
51年に渡り金蒔絵師として城郭、仏閣、仏壇など多くの蒔絵を世に排出。先代から受け継ぎ現在では数少ない蒔絵師。
お香伝え人 竹内真由香
三清本店の娘として世に生まれ、生まれながらに「香」を歩んだ。現在は無限に広がる「香」の魅力を伝える伝道師。
プロデュース
鬼頭拓真